4月7日(金)今年度も日本赤十字社岡山県支部から4名の指導員の方にお越しいただき,救急法の講習会を行いました。
毎年,受講していますが,職員スタッフが一新された年度初めのこの時期には欠かせない研修会です。
知らないでは済まされない救急法,「今年は昨年より技術の向上」を合い言葉に「より効果的に,より正確に」行えるよう取り組みました。安心・安全が最優先に求められる学校現場,職員一同真剣に取り組んだ講習会でした。
3月21日、今年度の修了式がプレールームで行われました。各学年の代表者が修了証書を受け取った後、校長先生からの話がありました。先日亡くなった訪問教育の友達のご冥福を全員でお祈りした後、校長先生から「修了証書は今までがんばった証であること」「運動会や西支援祭で自分らしく力一杯がんばったこと」「4月になるとかっこいい先輩をめざしてほしい」という話がありました。
その後、3学期の反省を小中高の各代表者が発表しました。小学部5年生の児童からは「校外学習で楽しい思い出ができたこと」「わくわくリーダーとして、わくわく集会やなかよし集会を盛り上げたこと」「6年生を送る会で喜んでもらえてうれしかった」という発表がありました。
中学部2年生の生徒からは一生懸命制作した美術作品の紹介がありました。プロジェクターを使って、雪の結晶などの「しおアート」や大根などの「季節の絵」の紹介がありました。
高等部1年生の生徒からは、「校内実習で解体や分別をがんばったこと」「うまくいかないことも、このままじゃいけないと決心し自分を変えた」という発表がありました。
修了式の後は、各学部で集会がありました。高等部では皆勤賞12名の授与や、教頭先生、教務の先生、生徒指導の先生から「高等部でのゴールを何にするか考えてほしい」「変わるために学校に来ている」など細やかな話がありました。
みんな元気に春休みを過ごし、全員笑顔で4月10日の始業式を迎えてほしいと願っています。
高等部の生徒が2農で育てていたジャンボ大根が、「全国ジャンボ大根フェスティバル」こども部門(小学校・特別支援学校306校参加)で全国1位となり表彰されました。ジャンボ大根は広島にある企業から提供された種子と肥料を用い、生徒が「職業」の時間に育てたもので、種まき・肥料やり・水やり・収穫等を協力して行いました。その結果、一番重いものは20.9㎏にもなりました。
3月、校内に大根を展示し、重さ当てクイズをしたところ、児童生徒約半数にあたる67人もの応募がありました。1番近い生徒は20.8㎏と0.1㎏の僅差でした。抱えきれないほどの大きさの大根を一人で抱えようとする小学部の児童、目安としておいてあったペットボトルの水や通常の大根を全部もって、ジャンボ大根と比較する生徒、友だちをだっこして大根と比べようとする生徒など、楽しそうな表情がたくさん見られました。
大根スープや大根の塩もみなど実際に自分たちが育てた野菜で調理したのも楽しいひとときでした。
そんなときに全国で1位という突然の朗報に生徒達は大喜びでした。
「こんなに小さい種なのに、ジャンボ大根できるのかなあ・・???」
「うわっ!! デカッ!! 」4人がかりです
「洗うのも大変じゃなあ」
「大根スープ作るのってはじめて♪」
「わ~い。全国1位!」「来年も作りたーい」