「令和8年度 五校園人権研修会」

7月29日(水)、本校を会場に御南中学校の校区(御南中、御南小、西小、今認定こども園、西支援の5校)の教職員対象の人権研修会が、岡山県教育委員会人権教育・生徒指導課から講師をお招きして開催されました。

この研修会は、普段、直接関わることが少ない各校の先生方が場を共有することで、同じ地域の教員仲間の存在を感じる、とても貴重な機会となっています。

これからも地域の子どもたちの教育に携わっているチームとしての意識を大切にしていきたいと思います。

中学部:「3年生 生活単元学習 生き物・植物レスキュープロジェクト」

「あ。シラサギだ。」日常の小さな気づきから始まった『生き物・植物レスキュープロジェクト』。

「シラサギがいっぱい木に止まっているよ。」きっかけは、財団病院の木々に集まるシラサギに気づいた、ある生徒のふとしたつぶやきでした。「この前、トイレにムカデが出たよ。」 「お花に大きな芋虫がいた。」身近な自然に目を向け始めると、学校のまわりには面白い生き物がたくさん隠れていることに気づきます。「もっと調べてみたい。」という気持ちを胸に、フィールドワークへ。鳥、魚、虫、季節の花々—。

たくさんの自然と触れ合う中で、生徒たちの心に新たな疑問が浮かびました。「岡山県には、本当はどんな生き物や自然があるんだろう。」その疑問を解き明かすため、倉敷市立自然史博物館へ校外学習に出かけました。館内に並ぶ本物の標本や展示を目にした生徒たち。岡山県に生息する多彩な動植物や昆虫たちの存在を知り、自然への興味はさらに深まりました。

しかし、その一方で生徒たちの心にひっかかっていた「ある風景」がありました。 それは、フィールドワークの時に目にした河川敷にポイ捨てされたゴミのことです。みんなで深く調べていくうちに、

・散乱したゴミが、生き物たちの住処や命を脅かしていること

・私たちが食べ物を残す(食品ロス)ことが、巡り巡って地球温暖化を進めてしまっていること

大好きな生き物たちを苦しめているという現実を知り、なんとかしたいという思いから、『生き物・植物レスキュープロジェクト』が始動。

 

 

 

(AIによる作成画像)

 

「自分たちに今すぐできるレスキュー活動は何か。」をチームで真剣に話し合い、

①ゴミは分別して、しっかりリサイクルに回すこと。②毎日の給食を残さず食べて、地球温暖化を防ぐこと。

という意見をまとめ、自分たちの生活の中に取り入れ始めています。

日常の小さな発見から始まった今回の学習。 身近な自然に興味をもった体験が、「自然を守りたい」という意識へとつながりました。生徒たちの「自然を大切にする優しい心」と「何とかしたいという行動力」が頼もしく感じられる、とても充実したプロジェクトになりました。