高等部では、10月11日(月)~21日(金)に実習(校内・現場)に取り組みました。それに先だって8日に決意表明式があり、各自考えた目標をみんなの前で発表しました。「分からないことは自分から尋ねる」「気持ちのよいあいさつをする」等、冷静に自分を振り返っていて、実習中常に心に留めておきたい目標でした。
校内実習では、「にこにこビジネスファクトリー」という会社を設定し、今回の実習がはじめての1年生は箸作業(袋入れ・パッキング・箱詰め)、2年生はメタル作業(分別・計量・運搬等)やボルト作業(選別・組み立て等)、3年生はリサイクル作業(エコたわし作り・空き缶つぶし等)に取り組みました。
現場実習は企業、就労継続支援A・B型、就労移行支援、生活訓練、生活介護等、実態に応じて個別体験しました。3年生のほとんどが4月からの進路の見極めとなる前提実習でした。
次は、実習を終えての生徒の率直な感想です。「終わってほっとした。」「人の役に立てるようにこれからも頑張りたい。」「同じ作業を繰り返し続けるのが大変だった」「温かく迎え入れてくださり、別れがつらかった」 通常と異なる状況・緊張の中で、学校と社会の違いを噛みしめながらの実習となりました。
24・25日は、次につなげていけるように実習を振り返り、反省をし、25日の報告会では目標に対する反省や感想、これから頑張りたいこと等を発表します。