8月2日、大船渡中学校長の金賢治先生を講師にお迎えして、
防災教育講演会を開きました。
テーマは、「3.11 今伝えたいこと」 東日本大震災の体験から、「命を守る営み」についてお話ししてくださいました。大地震発生、そして1735名の尊い命が奪われた大津波、避難所や仮設住宅での暮らし、大切な人や町を失った喪失感との闘いと復興。
金先生の一言一言をかみしめながら聞いていた会場内には
涙をぬぐわれる参加者も多くおられました。
特にそんな大変な思いをされた金先生が米崎中仮設住宅で歌われた
「向日葵」の歌、歌詞が胸に染みました。
「私は大丈夫という油断」が被害拡大につながる。
とにかく逃げる。「津波てんでんこ」
今日、渾身の思いで伝えてくださった災害時の「自助」「共助」、
それぞれの「命を守る営み」について、岡山に住んでいる私たちもしっかりと考え直さなければならないと強く思いました。